最近は、ヨガが流行っているようですが、ヨガにはどのような運動効果があるのでしょうか。
まず、他の運動と比べてみることにしましょう。
最初に、健康に良いとされる運動と言えば、ジョギングやエアロビクス等の有酸素運動がありますが、この有酸素運動とヨガを比べてみると、どのようなことが言えるでしょうか。
有酸素運動の場合には、酸素を体内に取り込むこと、つまり息を吸うことに力点が置かれています。
これに対して、ヨガの場合には、息を吐くことに力点がおかれていると言えるでしょう。
でも、息を吸うためには、息を吐かなければなりませんし、息を吸うためには、息を吐かなければなりませんから、どちらも同じことを別の側面からアプローチしているにすぎないと言えるかもしれません。
そして、息を吐くことに集中をしたほうが、うまくいくというような場合もあるものです。
例えば、水泳の場合、息を吸うことだけに集中していると、なかなかうまく息継ぎができないものです。
ところが、とにかく水中で息を吐くということに集中していると、自然と顔を水面から出した時に、息を吸うことができるようになっているものです。
あるいは、この違いは、リズムの違いにも表われているということが言えるかもしれません。
すなわち、エアロビクスのような運動のリズムに対して、ヒップホップ・ダンスのような運動のリズムが、逆になるようなものです。
それから、有酸素運動が「動」の世界であるのに対して、ヨガの運動は「静」の世界」であるというようにも、解釈できます。
そういう意味では、ヨガの運動は、無酸素運動としての筋力トレーラングに似た面をもっているとも言えます。
特に、パワー・ヨガと呼ばれているヨガの場合には、難しい様々なポーズをとることによって、筋力を鍛えることができますので、筋力トレーニングのかわりになると言えるかもしれません。
ですから、このインド発祥のエクササイズには、様々な運動効果があると考えることもできます。
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最終更新日 2025年6月18日 by preserving