あまり事情が解らない人からすると、税理士と司法書士というのは、それこそ同じような存在なのではないかと思っているかもしれません。
名前が似ている点はもちろんですが、双方共に国家資格ですので、「同じようなものなのではないか」と思っている人も多いのですが、当たり前ですが税理士と司法書士はまったくの別物です。
むしろ国家資格という点以外はほとんど違う存在と言っても良いでしょう。
税理士は税務のスペシャリストです。
税に関する知識は他のどの職業よりも素晴らしいものがあり、その知識を持って相談者の力になっているのです。
それに対し、司法書士は法律関連の書類作成のスペシャリストです。
法律の知識に長けていますが、法律のスペシャリストは弁護士です。
司法書士は、法律の書類作成のスペシャリストで、多少弁護士と被っている部分もありますが、基本的にはこちらも別の存在です。
それでも双方ともに独立開業を狙える点は同じです。
資格取得した後はどこかの事務所に所属して働くものですが、次第に「自分の事務所を持ちたい」と思うようになり、やがては独立して自分自身がトップになり、お仕事をこなしていきたいと考えている人はとても多いとも言われているのです。
ですので、税理士と司法書士というのは基本的に別物だという事が解るはずですが、国家資格という点、さらには独立開業が可能な点など、あまり事情を知らない人にとっては、両者は似ているように見える部分があるのも事実です。
どちらが上とか下ではなく、お仕事の方向性が異なりますので、税金面での相談であれば税理士、法律面に関しての相談であれば司法書士。
このような形で使い分ける事で、大きな力になってくれるのです。
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愛知県岡崎市 税理士
最終更新日 2025年6月18日 by preserving